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現在、ポケモンGOが大流行しています。

これは便乗せねば!(笑)

ということで、「ポケモンGO」をテーマにスタッフミーティングを行いました。

ポケモンGOについては賛否が分かれ、ある施設では「ポケモン探し禁止」や、最高裁判所では、ゲームのアイテムを入手できる場所などから全国の裁判所を除外するようゲームの開発会社に申し入れたようです。

たしかに、ポケモンを探してスマホ片手にフラフラ歩いている姿は、見ていて危なっかしいし、厳正な場所などは控えた方が良いですね。

その逆に、積極的にゲームフリークを取り込もうとしている場所もあります。

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この写真は鳥取砂丘です。

観光客の誘客につなげようとゲームフリークを呼び込むために、鳥取砂丘を「ゲーム解放区」とすることを宣言し、鳥取市長自らが広告塔になってPR活動を行い、さっそく効果が出ているようです。

どちらも正しく、正解、間違いは無いと思います。
ただ一つ言えることは「広告の手法が変わっていく」ということです。

今まで、バーチャルと現実の世界は区別されており、バーチャルの世界で広告を出す場合は、ゲーム画面に表示されるバナーなどをクリックして、ホームページやネットショップに移動させて商品やサービスを購入してもらう、バーチャルからバーチャルへの誘導でした。

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ポケモンGOの登場により、ゲームはバーチャルですが、ゲームをしている人間は現実の世界で移動して、現実の世界で商品やサービスを購入します。

鳥取砂丘で例えれば、砂丘でレアポケモンをゲット!上機嫌でお昼は近くの海鮮料理を食べて、お土産を買って帰るなど、ポケモン海鮮や、ポケモンまんじゅうなどのお土産を用意しておけば、おそらく満足して買って帰られるでしょう。

このように、観光客に足を運んでもらうために、チラシを配布したり、テレビCMをしたり、ホームページを作ったり、今まではそれらの「広告」をきっかけに誘客していたところ、ゲームの世界からもポケモンフリークにターゲットを絞った観光客を誘客できるようになります。また、ポケモン好き、親子、若者、などにターゲットを絞れるため、効率的に効果的な販促活動が可能です。

さらに、例えば「ドラクエGO」とか「ドラえもんGO」とか、他のコンテンツが追従してくることが予測されます。

または、くまモンなどのご当地キャラクターが主人公となり、その地域のみで周遊できるVRコンテンツの運用も考えられます。

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そうなると、ゲームで人を動かすインフラができ、その上でビジネスに取り組め、より効率良く効果的な販促活動ができる。そんな時代になっていくのではないでしょうか?